ドンコイ通りの真ん中、レロイ通りの突き当たりにあるホーチミンシティのランドマークと言っても過言ではないオペラハウス(市民劇場)。1898年フランス統治時代に建築されたバロック様式の建物。1944年に爆撃を受けた後も修復を重ねながらも当時の様相と変わらない美しさを保持しています。正面上部に舞う天使像など細かい彫刻や色彩豊かな壁画は、他を圧倒する美しさを持っています。1955~1975年の間は、南ベトナムの国会議事堂として使用されました。周辺にはコンチネンタルホテルをはじめコロニアルな建物が数多く残っていて、旧統治国のフランスは、このオペラハウス(市民劇場)のほかにも人民委員会庁舎やサイゴン大教会など、素晴らしい建物を数多く残しています。週末の夜など定期的にコンサートなどの公演も開催されています。夜になるとライトアップされ、さらに美しい夜景へと変身します。
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